依存とは、ある物事や行為に異常なほど固執し、そこから生まれる渇望をうまく自己コントロールできなくなってしまう状態です。
依存は身体依存と精神依存に分けられます。
薬物依存とは、薬物を繰り返し使うことで脳が慢性的な異常状態となり、薬物の使用を止めようと思っても渇望を自分でコントロールできなくなり薬物を使いつづけてしまう状態のことです。
依存症になりやすい薬物として大麻、覚せい剤、麻薬等が挙げられます。これらは1回の使用も法律で禁止されています。
薬物依存症は本人の意志が弱いからなるのではありません。
市販や病院で処方されている鎮痛剤、向精神薬なども医師の指示に基づいて使用する場合には問題ありませんが、その指示に反して過量に服用するなど誤った使い方をすると依存症になる可能性があります。
また、いわゆる「脱法ドラッグ」についても、法で規制されていないから安全というわけではなく、大麻、覚せい剤、麻薬等と同じ成分が含まれており、大変危険で違法なドラッグです。
その使用によって様々な問題につながることも有ります。