本市における自殺対策を総合的に推進し、「誰も自殺に追い込まれることのない社会の実現」を目指し、「第3期静岡市自殺対策行動計画」を策定しました。
本計画は、自殺対策基本法の改正、国の自殺総合対策大綱の見直し、及び本市における自殺の実態や課題等を踏まえたものとなっており、計画期間は、平成31年度(2019年度)からの4年間となっています。
自殺は、様々な要因が関連することにより引き起こされ、また、その多くが追い込まれた末の死であると考えられています。
本市では、これらの共通認識のもと、本計画において「生きることの包括的な支援として推進する」「関連施策との連携を強化して総合的に取り組む」など5つの基本方針を定めました。
また、基本方針に沿って、新たに「勤労者・経営者、高齢者及び生活困窮者への自殺対策を推進する」など11の基本施策と重点施策を設定し、施策別に計138の事業・取組を盛り込みました。
今後は、庁内関係各課や関係各機関等との連携により、ゲートキーパー(自殺の危険を示すサインに気づき、適切な対応を図ることができる人材)の養成など各事業・取組を着実に進め、計画の目標値である自殺死亡率(人口10万人あたりの自殺死亡者数)の減少を図ってまいります。
第3期静岡市自殺対策行動計画